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ヨガ講座4(復習)アーサナ理論・ハタ・ヨーガ理論

ヨガ講座の第4回目です。
ヨガを学ぶ人にはバイブルとも言えるヨーガ・スートラ。紙のない時代の紀元前から受け継がれてきたヨーガについて、パタンジャリという賢人が記述を始め、紀元後400年ごろ、ヨーガ・スートラとしてまとまりました。この頃に主流だったヨーガは、心理的・内面的なものを重視するラージャ・ヨーガ。生理的・肉体的な修練を重視するハタ・ヨーガが登場してくるのは、8世紀以降です。
ヨーガ・スートラでは格言が200近く書かれているのですが、次のたった3つだけがアーサナに関するものです。

①座法の定義   座法は安定して快適なものでなくてはならない。
②座法の行じ方  弛緩に努め、無辺なるものと一つになることで座法に熟達する。
③行じた結果   その時、二極の対立物によって害されない。

ここで言う座法とは、瞑想をする時の座り方をさします。当時のヨーガはまだ体操的な動きではなく、座法を組んでひたすら座り、純粋な瞑想がヨーガでした。
二極の対立物とは、例えば0か1か、勝ちか負けか、綺麗/汚い、男/女、白人/黒人など。この世はすべて何かと比べています。そんなものにとらわれていては瞑想など出来ません。そういう相対の世界にとらわれず、そうではない絶対の世界へ。何かと比べたりせず、ありのままを受け止める。物事の良し悪しを評価しないこと。
たとえば、私は身体が固いからあのポーズが出来ない、あの人はあんなに前屈してる、固いと恥ずかしいから私もグイグイ!・・・。ヨガ教室では鏡張りの部屋が多くてどうしても他の人と比べてしまったり。シャバアーサナで隣の人の呼吸が気になってしまったり。これではリラックスしにきたヨガのレッスンで人が気になって疲れたり、人と比べて又ストレスを抱える事になってしまいます。問題は、周りの状況や隣の人ではなく、外側にとらわれてしまう自分の心です。

木村慧心先生のお話を聞いていると度々出てくる「弓と禅」(福村出版)という本。著者ドイツ人のオイゲン・ヘリゲル氏が禅を知りたくて禅寺へ修行に訪れましたが断られ、弓でも禅を学べると聞いて阿波研造という師範に弟子入りをして弓を習ったことを書いた実話です。とても薄い本なのですぐに読めてしまいますので、興味のある方は是非一読をお勧めします。この日は長澤先生よりNHKで放送された(多分)当時の阿波研造が弓を引いている所を写した貴重なVTRを見せて頂きました。弓のことは全くわからないですが、弓を引いている時の緊張感、集中しているさまは見ているこちらの心も止まったようになりました。
阿波研造のお弟子さんが師範からつねづねこう言われたそうです。
『弓を通して自分の心を磨け。自分を殺すこと、これが弓。自分が宇宙と感じるまで弓を引き絞れ。当てようとか上手く見せようとしていては本当の弓ではない』

ヨーガスートラの格言のうち3つだけがアーサナに関するものでしたが、その他は全て心のあり方について書かれています。ヨガをする本来の目的は何の為なのかがかわかりますよね。座法の目的は心の中を見つめる為のもの。しかし今日本で流行っているのはこのアーサナだけがヨガとして取り上げられるばかり。ビューティーヨガ、セレブヨガ、フィットネスヨガ・・・本来のヨガからはどんどん離れていっています。表面的なものしか見ないのでは真のものに気づかないまま。ヨガは人に見せるショーでもなく柔軟性を競ったり、勝ち負けの競技でもありません。目を閉じて自分のヨガをしましょう。良い教師はアーサナの完成形を生徒に見せないのだそうです。

ヨガのアーサナとスポーツの違いです。

                スポーツ            ヨガ
1やり方           速い動き、動的、反復    ゆっくり、安定と保持、快適 
2エネルギー        消耗               保存
3効果            肉体疲労            弛緩、落ち着き
4自我意識         自己顕示・闘争心強化   自我意識の昇華
5進歩            暗性から動性へ       動性から善性へ
6影響を受ける組織    体壁筋、呼吸・循環器系  呼吸・循環器、消化器、内分泌・免疫系

このように、スポーツとヨガのアーサナは全く違うものです。ですからバレエ、ピラティスなど、その方面にたけたスポーツのインストラクターが、ちょっとヨガを学んでアーサナの形だけを取り入れ、独自にバレエヨガとか○○ヨガなどと目新しい名前をつけ、本来のヨガとは違うヨガを広めている現状に個人的に非常に危機感を持っています。これらはヨガではなくヨガ風エクササイズです。

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最後に聖音のオーム「OM」について。(ある宗教団体のおかげで有名になってしまい、誤解されやすいのですが)これはサンスクリット語で、聖なる響きです。
A、U、Mの3つの音から構成されていて発音するとオームとなります。物質世界の初期に発生し万物の基礎となっている波動をも表します。その中には宇宙の全ての音が含まれるといいます。ヨガのクラスではよく唱えるものですが、この左→右→上の順でアンスクリットでアウンと書かれているそうです。なんと日本語のカタカナの、ア→ウ→ンにそっくりだと思いませんか?仏教の南無、キリスト教のアーメン、日本語のアウンの呼吸・・・もとはOM です。全て同じものを指しています。
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by yogini_yogini | 2010-08-13 11:39 | yoga講座