yoga instructor akemi's blog manana yoga
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食生活のお話
今回は去年野菜ソムリエの勉強をして学んだことを書いていきたいと思います。
私達日本人の食生活が、今日のように欧米化していった背景には1964年の東京オリンピックが大きく関わっています。それまであまり外国人を見たことがなかった日本人は、体格の良い外国の選手を見て、「日本人が体が小さいのは食べているものが違うからだ」と欧米化の食事をこぞってマネしていったのです。
1970年には大阪万博があり、また沢山の外国人が来たことで更に食事の欧米化が進みました。
1965年の日本人の食事における脂質の割合は16%でしたが、2008年には28.9%となりました。3大栄養素の中でも、脂質は同じ量のタンパク質や炭水化物の倍以上のカロリーがあります。ですから同じだけ食べても太りやすいのです。
生活習慣が欧米化したのと同時に生活習慣病が増えました。昔は40~60代の働き盛りに多い疾患だったので「成人病」と言われていましたが、成人になるとかかるわけではなく、悪い生活習慣により発症するので2000年より「生活習慣病」と呼ぶように改められました。
悪い生活習慣として、食生活、運動不足、ストレス、飲酒、喫煙、質の悪い睡眠 が挙げられます。
これらが複合的に合わさり、生活習慣病と呼ばれる 肥満症、脂質異常症、高血圧症、糖尿病になっていきます。そしてこれらが3大疾患と言われる ガン、虚血性心疾患(心筋梗塞・狭心症)、脳血管疾患(脳出血・脳梗塞)を招きます。
日本人の死因の疾患は 1位:ガン、2位:心疾患、3位:脳血管疾患 の順ですが、なんと国民の7割がこれで亡くなります。そこで政府は予防を呼びかけ、病気を早期に発見し、早期に治療することを喚起しましたが、この結果、医療費がとても上がったため、今は1次予防と言われる「健康的な生活習慣を確立することで、病気の発症そのものを予防すること」に力を入れています。
平成12年に厚生労働省が施行した「21世紀の国民の健康づくり運動」の「栄養・食生活」の中で、『野菜の摂取量の増加』という目標が掲げられています。
平成9年では成人1人当たりの野菜の平均摂取量は292g、目標は350gだそうですが、平成21年は295.3gでした。10年前に野菜の必要性が叫ばれているのに、現状はほとんど増加していません。つづく
私達日本人の食生活が、今日のように欧米化していった背景には1964年の東京オリンピックが大きく関わっています。それまであまり外国人を見たことがなかった日本人は、体格の良い外国の選手を見て、「日本人が体が小さいのは食べているものが違うからだ」と欧米化の食事をこぞってマネしていったのです。
1970年には大阪万博があり、また沢山の外国人が来たことで更に食事の欧米化が進みました。
1965年の日本人の食事における脂質の割合は16%でしたが、2008年には28.9%となりました。3大栄養素の中でも、脂質は同じ量のタンパク質や炭水化物の倍以上のカロリーがあります。ですから同じだけ食べても太りやすいのです。
生活習慣が欧米化したのと同時に生活習慣病が増えました。昔は40~60代の働き盛りに多い疾患だったので「成人病」と言われていましたが、成人になるとかかるわけではなく、悪い生活習慣により発症するので2000年より「生活習慣病」と呼ぶように改められました。
悪い生活習慣として、食生活、運動不足、ストレス、飲酒、喫煙、質の悪い睡眠 が挙げられます。
これらが複合的に合わさり、生活習慣病と呼ばれる 肥満症、脂質異常症、高血圧症、糖尿病になっていきます。そしてこれらが3大疾患と言われる ガン、虚血性心疾患(心筋梗塞・狭心症)、脳血管疾患(脳出血・脳梗塞)を招きます。
日本人の死因の疾患は 1位:ガン、2位:心疾患、3位:脳血管疾患 の順ですが、なんと国民の7割がこれで亡くなります。そこで政府は予防を呼びかけ、病気を早期に発見し、早期に治療することを喚起しましたが、この結果、医療費がとても上がったため、今は1次予防と言われる「健康的な生活習慣を確立することで、病気の発症そのものを予防すること」に力を入れています。
平成12年に厚生労働省が施行した「21世紀の国民の健康づくり運動」の「栄養・食生活」の中で、『野菜の摂取量の増加』という目標が掲げられています。
平成9年では成人1人当たりの野菜の平均摂取量は292g、目標は350gだそうですが、平成21年は295.3gでした。10年前に野菜の必要性が叫ばれているのに、現状はほとんど増加していません。つづく
by yogini_yogini
| 2012-03-31 18:54
| vegetable fruit